ならら、読んだよ (奈良の雑誌)

2017年9月4日月曜日

奈良の本・作品

久しぶりに
「月刊大和路ならら」を読んだよ。

奈良の歴史や観光などの情報を細かく、掘り下げて伝えてくれる雑誌です。

大体、毎号一つ大きな特集があって(特集のテーマは、奈良の温泉、生駒山宝山寺、春日若宮おん祭り・・・などなど、実に様々)、
そのテーマについて、現況や歴史、現在そのテーマに関わる人など・・・といった様々な側面から記事にされている、というイメージがあります。

奈良について真面目に学びたい!という方にもってこいの雑誌だと思われます
(なんかイチ読者が好きなこと書いてスミマセン;)。

私が久々に手にしたのは・・・


【月刊大和路ならら 2017年8月号】(定価500円)

もう9月号発売されてるよネ(>_<;)!
記事のアップが遅くなっちゃった・・・

でも、バックナンバーを置いている書店もあると思うので・・・!;


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8月号の大きな特集は、
「知りたい! 元興寺文化財研究所」。

国宝で古墳時代の出土品「埼玉稲荷山古墳出土金錯銘鉄剣」は
とても有名ですよね。
歴史の教科書に必ず載っていた記憶があります。

こちらの鉄剣の銘文の発見等をされたのが元興寺文化財研究所なんですネ。
今、その国宝は、奈良から遠く離れた埼玉県にあります(埼玉県立さきたま史跡の博物館保管)。

・・・と言った、元興寺文化財研究所の歴史的な資料の保存・修復実績等も特集で取り上げられています。

また、
こちらの研究所スタッフによる
資料の材質による保存・修復方法を、
イラスト&写真+ストーリー仕立ててでわかりやすく紹介しています。
個人的に興味深かったです。
奈良のような長い歴史のある場所を巡っていると、資料の保存方法ってどうしているんだろう?て気になりますもの。

このほか、
こちらの研究所の創設秘話や元興寺の歴史等を紹介する記事もあります。

ならら8月号は、
特に、歴史資料の保存・修復に興味のある方にとって必読のような印象を受けました。

実は、今回、
二年ぶりぐらいになららを購入したのですが、
好きな連載
「かよちゃんのWonder & Wander ウォーキング」が
読めてヨカッタ!

こちらの連載は、
かよさんが巡ったルートが細かく写真入りで紹介されています。
私は、かよさん版観光ガイドブックだととらえています。
歩いて奈良観光するのが大好きなので、参考になります(※2017年8月号はドライブ編です)。
実際、私は過去にかよさんが紹介していたルート(2014年11月号「斑鳩周辺」)を歩いたことがあります・・・最高に楽しかったです!!!

また、
2017年8月号で思わずクスッとなったのは、
「日暮し奈良暮らし 林いずみのスケッチブック便り」です。
私も帯解寺の子安地蔵会式に行ってみたくなりました!

ウェブサイト「月刊大和路ならら」によると、
月刊大和路なららの取扱店舗は、
奈良・大阪といった関西地域だけでなく、
東海地方や関東にもあります。
また、バックナンバー等はメール等で注文できます。
詳細は、「月間大和路ならら」をご確認ください。

※「月刊大和路ならら」関連記事です。
「奈良のカルチャーマガジン「月刊大和路ならら」のバックナンバーを注文したョ」(2019年1月1日付)
https://naraakogare.blogspot.com/2019/01/blog-post.html#more
「弥生時代の遺跡「唐古・鍵遺跡」が主テーマ 「月刊 大和路 ならら 2018年7月号」(2018年11月30日付)
https://naraakogare.blogspot.com/2018/11/20187.html

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