関東の奈良② 横浜市青葉区奈良町 新興住宅街と自然そのまんまとの近さ

2019年9月26日木曜日

関東の奈良・大和

関東の「奈良」とつく地名めぐり第2弾。
今回は「横浜市青葉区奈良町」
・・・・・・そう。なんと、横浜に”奈良町”!があるンです。

モチロン、あの町家がずらりと建ちならび、「みがわりさる」を軒先に飾っている家が多いというあの奈良町とは違います。

さらに、横浜市青葉区奈良町には、”学園奈良”という名称が用いられている場所もあります。
たとえばコチラの調整池。
奈良好きの者からすると、「学研奈良登美ケ丘」を思い出しちゃいました。
(奈良県の方は”学研”たけど・・・)

参考までに・・・と言っても有名すぎますが(^_^;)、コチラ(↓)は、奈良県奈良市の奈良町。

ちなみに、青葉区奈良町はナゼ”奈良町”という地名なのかというと・・・
横浜市青葉区HP掲載情報(「町名の遍歴・由来」)によると、
昭和14年の横浜市へ編入の際、都筑郡田奈村大字奈良から新設した町。古くは都築郡奈良村。明治2年の市町村制施行の際、奈良村・長津田村と合併して田奈村大字奈良へ。平成6年の行政区再編成で緑区から編入され、町名は旧村名を採った。地名研究で「ナラ」は「緩斜地、平地」を意味する・・・・・・とのこと。

ともかく、現地をめぐってみました。

横浜市青葉区奈良町のカタチはこんな感じ。


南の方に、東急こどもの国線又は奈良川に沿うように細く出ている部分が特徴的?

そして、その細く出ている部分の様子。
「奈良川」と、その両脇に整備された緑道チックな道。周辺はベッドタウンです。
そして、正面に見えている丘には「住吉神社」があります。

住吉神社の傍にある交差点(住吉神社交差点)はクルマの交通量が多めのところです。
この交差点を通る南北へ延びてる道「こどもの国通り」というそうです。


この辺りから北エリアは「奈良風致地区」に該当する箇所があります。
なお、「こどもの国」は、多摩丘陵の雑木林を生かした自然の遊び場。横浜市青葉区と東京都町田市にまたがっており、敷地は広大です。かなり有名な施設です。


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こどもの国通りはクルマの交通量多いです。歩道は何とか設けられているという感じで、
途中で歩道っぽいスペースがなくなる箇所も。なので、徒歩で向かう際は十分お気を付け下さい。
この写真(↑)はちょうどクルマ通りが少ないタイミングでしたが。
このようにカーブしている箇所も多いですネ。

奈良川は鶴見川水系恩田川支流の準用河川。
こどもの国通りと沿うように流れています。


こどもの国通り沿いで見られる道路標識
タヌキ出るンですか(^_^;)

奈良川の西側。こんもりした丘は「奈良山公園」。

なお、奈良山公園があるのは「横浜市青葉区奈良」。青葉区奈良は青葉区奈良と隣接しています。
 →◆記事「関東の奈良①  横浜市青葉区奈良 新しい雰囲気漂う住宅街 豊かな緑も感じられる」(2019年9月7日付)
https://naraakogare.blogspot.com/2019/09/blog-post_7.html

 コチラのカーブを過ぎると・・・

「こどもの国」です。

なお、こどもの国へは東急こどもの国線「こどもの国」駅が玄関口、という感じでスグ近くにあります。

「こどもの国駅」
こどもの国駅の住所も「奈良町」です。

こどもの国西側交差点

このままこどもの国通りを進むと・・・
道沿いに「横浜市奈良地区センター」があります。

そして、奈良北団地入口交差点で西へ曲がりました。
奈良保育園前交差点
ココの東と西に伸びる道は、小田急「玉川学園前」駅方面へつながってます。坂が続く道です・・・
この辺りは、玉川大学などで構成される玉川学園の近くです。
グーグルマップを見てみると、玉川学園のキャンパスの一部も青葉区奈良町に含まれているようです。

・・・が、私は玉川学園方面には進まず、ここで北の道へ折れました。

するとスグ現れるカーブを描く道。印象的です。

間もなくソーセージ・ハム専門店があります。
シュタットシンケンという有名店です。
本店は東急田園都市線「青葉台」駅徒歩圏内にありますが、コチラは「横浜マイスターの工房 シュタットシンケン隠れ家工房」という店舗。
まさか住宅街の中にあるとは!という、まさに隠れ家的立地かも?
ドイツ風ホットドック、おいしそう(*´▽`*)
この日は定休日でした。

青葉区奈良町は、青葉区奈良のように新興住宅街のエリアもありますが、
このように、田園や緑の多い風景も見ることができます。
田んぼは金色のタイミングです。

「ことり橋」というバス停。この辺りにことり橋がある(あった)のでしょうか? 

その先の交差点を越えて北へと進み、再び住宅街へ入りました。
そのエリアは、住宅街に通る道としては十分な幅がありそうな道が整備されています。

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川崎市麻生区岡上方面へのびる道。この地域では比較的緩やかな坂の方ですが、まあまあ長めです。

また、一部のエリアでは道がキレーなカーブを描いています。
たとえば、「奈良町第七公園」の周辺の道(↓)。



このような道のつくり、首都圏の閑静な住宅街でチラホラ見ますよネ。

なお、「奈良第七公園」の様子はコチラ。



関東には健康器具がある公園が多い気がします。ベンチまでも健康器具機能がある感じのつくりです。

コチラの複合遊具は・・・
なんとミラー付きでした。



「横浜市立奈良小学校」が地域の小学校。

なお、奈良保育園前交差点の西側にも、戸建てメインの住宅街があります。
そこで見た鉄塔は、こんもりとした山のようなところの上に築かれてました。なかなかレアな風景な気がする・・・


コチラは「奈良町第二公園」。住宅街の外周に沿ったような形状。
遊水池の機能も兼ねており、まあまあ広めの公園です。


季節の花が咲いてました。
コスモスといえば藤原京(≧▽≦)!を思い出しちゃう。


次は、その住宅街の北側に流れる奈良川沿いの一帯。
なんだかほっこりする道。

柿・・・からはじまるあの歌が頭の中に。

横浜市青葉区では田畑も多い場所に行くと、結構な確率で柿の木を目にします。


道沿いに車止めがずらりと設置されている箇所があります。


奈良北団地というUR都市機構の集合住宅が建ちならぶエリアへも行きました。


団地前には「奈良北商店会」があります。
すごく規模が大きい商店街ではないですが、なんだかかわいらしい雰囲気なのです☆
ベーカリーやカフェ、書店などがあります。


きっとこのあたりの食糧調達拠点である「スーパー三和」


最後に。
「奈良町第一公園」。奈良川の源流域にあります。自然が身近な公園です。


コチラの公園は緑深いところにある・・・という雰囲気。奈良川の源流域です。

遠くに、玉川学園のキャンパスがチラリ。


訪問年月:2019年9月

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