「大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動」(沢田健太 著) 読みましたっ

2020年11月1日日曜日


大学生の就活に関する本『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話 知的現場主義の就職活動』(沢田健太 著/ソフトバンク新書)を読んだのは、2015年10月頃。


2015年当時は、従来の就活スケジュールが大きく変更されて、騒がれてたタイミングでした。
確か、もっと学業に専念してネ、的な意味合いで、従来より就活スケジュール(企業説明会や採用試験の時期)が後ろ倒しにされて。就活期間が短くなった・・・という。

けど今は・・・新型コロナウイルス感染症の問題もあって、就活戦線はさらに厳しさが増してそう・・・・・・

とうこともあり、現在はコチラの本(2011年10月初版発行)が就活本としてどこまで活用できるかはわからないです。初版発行時からだいぶ年数経ってることもありますし。大学における就活支援について最新の動向を知りたい方は、最新のソースに当たられた方が良いです。
なんせ現在は10年近く前と比べたら、採用方法や学生の志望傾向はだいぶ変わってるかもしれません。
てか、2011年って今ほどネット社会じゃなかったしナー。

とりあえず、2011年よりちょっと前ぐらいに大学生として就活していた私からすると、読み物として楽しめた覚えがあります。本に架かれていた内容が私が就活していた当時と採用活動の状況(試験内容、会社が学生に求めているであろうこと、学生の傾向、大学の状況)は変わってなさそうと思いましたし。
読みながら、「ああしとけばよかったー」「こうしとけばよかったー」、とか心の中でしゃべってましたw  ネット上の口コミでは「就活してた人なら知ってることが書いてある」とかありますが、私は知らないことがまあまあ書かれてましたョ。

この本では、大学のキャリアセンター職員の経験のある著者が、
現代の就活事情について解説しています。
大学のキャリアセンターの事情、
採用する側の事情、
就職活動をしている学生が置かれている状況、そしてその保護者はどうしたらいいのだろう?ということなどについて書かれています。

私が特に面白いと思った箇所は、
・性格試験を受ける際のアドバイス
・大学の内定率の算出方法について
・応募者数と人事部の社員の社内評価との関係性
・学歴(どれくらい勉強を頑張ってやってきたかということ)と、就職活動の関係性
・面接で落とされがちな子

特に性格試験に関する記述については…
本当に、就活しているときに読めてたらよかった!て思いました。
とっても入りたかった企業の採用試験で、
いろいろヘマこいたと思うのですが、
明らかに性格試験でもヘマこいてた??!ていうことが読んでわかったような気がしたからです。

もし自分が大学1、2年生ぐらいのときにこの本を読んでいたら、
早いうちからキャリアプランを考えた行動をとることができたかもしれないです。

私は新書を読むのが苦手なのですが(何となく真面目なテーマのものが多い気がするから<汗>)この本はすごく読みやすかったです。

キャリアセンターの職員のような就活の現場を知っている専門家の方が書かれた、地方の大学の就活事情を中心に扱った本も読んでみたいとも思いました。
首都圏にある大学と地方にある大学とでは、就活事情が大分違うと思うからです。

(当記事について:2015年10月8日作成・2020年11月1日加筆修正)

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