「奈良の古墳」(まりこふん 著)読みましたっ

2020年11月1日日曜日

奈良の本・作品

「古墳にコーフン協会」の会長で古墳シンガーのまりこふんさんの著作
『奈良の古墳』(淡交社)。 2015年9月発売。
読みました!
まりこふんさんが奈良県内の古墳を実際に巡って、
約50件の古墳を紹介しています。
古墳の所在地によって、
「奈良市街」、「生駒・斑鳩・郡山」、「天理・桜井」、「橿原・明日香」、「葛城」と章に分けて掲載されています。

全ページカラー!!なので、
楽しいし、見やすいし、イメージしやすい!

ページのレイアウトも、すっきりしていてイイです。

「奈良の古墳」では、
各々の古墳について、
外観の写真のほか、
石室など他の見どころの写真も合わせて載ってます。
構造や、出土品、言い伝えなどについて、
シンプルかつ柔らかい文章による説明が添えられています。

なので、とっつきやすいです!!
お堅い文章が苦手で、古墳についてほとんど知らない私でも!

『奈良の古墳』では、
石室の中に入れたり、のぞけたり、上に登ったりできる古墳が結構紹介されています。

私も奈良巡りをしていたとき、古墳を観たこと、登ったことが何度かありますが、
そういう古墳って、
草が自由に生えている感じだったり(?)、
ワイルド(?)な状態のものが結構ありました。

『奈良の古墳』では、
ここは夏は草が茂っているので、秋冬に行った方がいいとか、
ここは高さがあるので登るときは気を付けてね、といった記述をされている箇所があるので、
参考になります☆

私は『奈良の古墳』で紹介されている古墳のうち、
実際に見てみたいものを幾つか発見してしまいました。

その一つは、「マンジュウ塚古墳」(天理市)。
写真を見ると、
外観は、木々が集まって、もっこりしている感じ?
小さな森(?)みたいな。
古墳だと気付かれないかもしれないような外観かも??
観に行きたいー!

また、
『奈良の古墳』では、
アニメ『古墳ギャルのコフィ―』を制作したFROGMANさんとまりこふんさんとの対談や、
話題の「古墳クッション」の製作過程なども掲載されてます。

本はかさばらないサイズ(マウスパッドぐらいの大きさ?)で、重さもあまりないので、
旅行のおともにもできるでしょう。
私は、今後奈良で古墳巡りする機会があったら、こちらの本で予習や復習をしたいと思いました。
パパッと学習できる感じがイイ(o^-')b!です。

私は、古墳に関する学術的な知識は全くないですが、
関西在住時、奈良巡りをしていた際に古墳を観るのは好きでした。
難しいことはよくわかりませんが、なんか惹かれるんです。
きっかけは、山の辺の道を初めて歩いたとき。
『奈良の古墳』にも掲載されてる纏向古墳群を
田んぼや集落の中にひょこっと存在しているのをはじめて見たとき(それも結構自由な感じで存在しています)、
不思議で仕方がなかったのです。

これからも、ふんわりした感じで、古墳を実際に観に行ったり、
古墳関連の本を読んだりして、
古墳の世界を覗きたいなと思います。

現在は関西在住じゃないですが、
近場の古墳めぐりもしてみたいです。

(当記事につてい:2015年11月12日作成・2020年11月1日加筆修正)

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