出版社のタバブックスが手掛ける雑誌(リトルプレス)「仕事文脈」をちょくちょく読んでます。
2020年11月1日時点でvol.16まで発行されています。
私がこれまで読んだのは、vol.1・2・4・6・7・11。
特に興味をそそられたテーマの号を買って読んでマス。
「仕事文脈」では、様々な人々の働きかたや働くことについての考え方などが紹介されていて、
それも大きな企業勤めのサラリーマンではなく、
フリーや独立などして、やりたいことを仕事にしている人や、
様々な仕事をしながら何かを模索している人に関する話などが中心に書かれている、という印象です。
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「仕事文脈」を読んでいると、
よく世間では”理想”みたいに描かれがちだったキャリアの道(この段階<年齢>になったらこうする、そして次はこうする…みたいな、典型的なステップ又はルート)を進まなくてもよくて、
もっと自由な発想で仕事をしていっていいんだ、
とかいう気持ちになります。
しかし、フリーや独立して仕事をしてる人、起業した人って、やりたいことを仕事にしているかもしれないけど、
ある意味、企業勤めの人より大変なのではないか、と言うか、企業勤めの人とは別の面での大変さがあるな……ということも、
この雑誌を読んでいて思いました。
例えば、仕事のPRは、大企業やある程度の規模以上の中小企業に勤めているなら、広報担当部署の人がやってくれますが、
数人でやっている会社やフリーで働いている場合は、広報も自ら手掛けないといけないでしょう。
今回感想を書くのは、
「仕事文脈」vol.4です。特集「安全と仕事」。↓
「1000円札握りしめていく結婚式」(ライターは丹野未雪氏)が面白かったです。
書かれていた結婚式は、駆けつける人らにとっても、いいことがありそうです。
「退職しました、のその先へ」(ライターは中島とう子氏)もよかったです。
退職後の心境が粒さに書かれていて、読んでいて心にずしんとくるものがありました。
「仕事文脈」は小さな冊子です。個人的には読みやすいサイズ。ボリュームがありすぎると、構えてしまうタイプなので(汗)。所謂「リトルプレス」というジャンルに入るものだと思われます。
で、リトルプレスとは何ぞや?ですが、正確な定義はワカリマセンが、
とりあえず全国に大々的に流通してる雑誌とは異なる性格のものかと(^^;
冊子みたいな形状が多く、何となく手作り感が漂っていて、デザイン・文章ともに温かみがあるという印象です。
リトルプレスを探しに行くなら、MARUZEN&ジュンク堂書店池袋本店や渋谷店みたいななんでも置いてある巨大店舗へゴー!です(それより、まずはお目当てのリトルプレスのウェブサイトを見て、取扱店舗を確認しておくとよいョ。「仕事文脈」もタバブックスHPに取扱店舗が載ってるョ)。
「仕事文脈」は、社会人になる準備をしている人、既に社会人になった人でいろんな形態で働いている人にオススメです!
最新号です!(2020年11月1日時点)
↓
(当記事について:2015年10月15日作成・2020年11月1日加筆修正)
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