「奈良の本」(京阪神エルマガジン社)は奈良好きによろこばれる本

2019年2月28日木曜日

奈良の本・作品

表紙がちょ~かわいい
「奈良の本」
京阪神エルマガジン社/本体880円/2018年10月2日初版発行

私は最後に奈良に行ってから二年以上経っているものの、
これまで奈良のいろんな観光本に目を通してきたことを踏まえて思うことは、
コチラは定番の観光案内本ではなく、
何度も奈良へ旅した・遊びに行った人に喜ばれる内容ではという感想です(^_-)-☆



というか、私が奈良にここ数年行ってなさすぎなこともあるのでしょうが、
コチラのムックには、
2016年~2018年に奈良市中心部でオープンしたお店(飲食、物販)が実にたくさん載っていることにびっくり(☆o☆)!!

確かに、私がよく奈良旅をしていた頃(2013年~2015年)も奈良市にはたくさんお店がある状況でしたが、
これほど新しいお店ができてるナンテ!
やっぱり海外からの観光客が増えてるということも理由の一つなんでしょうネ。
でも、載っているのは、専らインバウンド向けの店というより、日本人もかなり好きそうなお店です。
そして、
ヴィーガンやグルテンフリーを謳ったお店(カフェやテイクアウト店など)が結構あるンだナ~という印象も受けました。
特に気になったお店は、
有機野菜直売所「五ふしの草」(船橋商店街)。
旬野菜のセット定期便も提供しており、
これは季節ごとの前払い制して、持続可能な農業を目指しているとのこと。
野菜を家に届けるビジネスをやっている企業・団体はいろいろあるけど、私は利用したことがなくて。「五ふしの草」さんのこの手法は斬新なの? 私には斬新に思えたのだが!!

”鹿活”の記事も面白かったナ。
早朝の奈良公園で、四季の移ろいとともに鹿の写真撮影をしている方の話。あこがれる活動!!
奈良公園って、人気はないけど鹿がひっそり佇んでいるというステキスポット、ありますよネ~

「田原地区」とか、香芝とか、
所謂、ざ・観光本では重点的に載せられてないようなエリアも、素敵な写真とともに紹介されているのもウレシイ♪
奈良県南部も魅力的に取り上げられていて、ウキ(≧▽≦)!です。
東吉野の「人文系私設図書館 Lucha Libro(ルチャ・リブロ)」、すごく気になる~ 私は難しい本は読まないけど、雰囲気が絶対スキになる気がする!
現代アート空間「室生山上公園芸術の森」(宇陀市)、行きたいーーー!!
奈良(宇陀)と現代アートって、どっちもすごく好きだし☆

奈良好きが読んでいるとワクワクする一冊です。

購入年月:2019年1月

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