「鶴間公園遺跡」は、
東急田園都市線「南町田グランベリーパーク」駅南側の再開発エリアにあります。再開発エリアは「南町田グランベリーパーク」といって、
大型商業施設「グランベリーパーク」・鶴間公園・「スヌーピーミュージアム」などで構成。2019年にまちびらきが行われた話題のスポットです。
そこには遺跡が発掘された場所であることを伝える一画があります。
スヌーピーミュージアム(写真↑の白い建物)の手前の傾斜地に設けられたベンチ。
説明書きが貼られています。
「いにしえのみち」
この付近で、古墳時代後期(6~7世紀)の人々が生活していた痕跡が見つかりました。
2017年の発掘調査を経て、「鶴舞公園遺跡」と名付けましたので、ご紹介します。
・・・・・・とのこと。
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「境川沿いでの暮らし」
この辺りから、鶴間公園のさわやか広場周辺へと続いていくような「道」の跡が発掘されました。集落から水辺に行くのに使われていたと考えられます。
・・・・・・とのこと。
「土器のかたち」
2017年の発掘調査では、505点のさまざまな土器のかけらが出土。
最も多かったのは土師器で、甕や坏(つき)といったいろいろなかたちのものがあり、煮炊きや穀物の貯蔵に使われていたようです。そのかけらから想像すると、土器の全体像はこの絵のようなかたちをしていたと推測されます。
・・・・・・とのこと。
「竪穴式住居とかまど」
土器のかけらだけでなく、竪穴式住居とその中にあったかまどの跡も発見された、とのこと。
では、南町田グランベリーパークまたは鶴間公園遺跡から西側に向かって、地形を眺めてみます。
ベンチがある一画の前に広がる鶴間公園。「さわやか広場」が見えてます。
さわやか広場より。向こう側にベンチの一画とスヌーピーミュージアム
さわやか広場と、その向こう側に見えているのは、商業施設「グランベリーパーク」の建物
「つるまの森」はベンチの一画の西側、かつ、さわやか広場の北側にあります。
元々そういう地形だったのかはわかりませんが、土地はさわやか広場に向かってなだらかに下っています。
鶴間公園の「水道のみち」といわれる場所。鶴間公園の真ん中ぐらいにあります。けやき並木と、幅が広く、まっすぐな道。すがすがしいです。この辺りは比較的平らな印象があります。
もともとそうだったのかはワカリマセンが、公園の東側エリアは鶴間パークウォークと比べるとこんもりしている部分があります。
【鶴間公園】
所在地 東京都町田市鶴間3丁目1-1
(南町田グランベリーパーク駅から徒歩1分)
訪問年月:2020年1月
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