【田端環状積石遺構】日本一駅から近い?!ストーンサークル【東京都町田市】

2023年8月30日水曜日

関東の遺跡

「東京都指定史跡田端環状積石(つみいし)遺構」は、日本一駅から近いストーンサークルらしいです。
その駅とは、京王相模原線「多摩境」駅。
住所は東京都町田市ですが、町田市中心部からはちょいと離れた場所にありマス。
私も観に行きたいナ~とずっと思っていて、ようやく見に行けたのは2023年3月下旬。


この辺りの地域がそもそも小高い感じのところ。清々しい立地ですね。

【田端環状積石遺構】
所在地 東京都町田市小山町3112−2

現地の案内板によると・・・
田端環状積石遺構は,縄文時代後期中頃~晩期中頃(約3900~2800年前)にいたるまで連続的に構築された遺構。大小の自然礫を帯状に積上げ、長軸(東西)約9m、短軸(南北)約7mの楕円形を呈し、ほぼ長軸上に富士山を望む。冬至には蛭ヶ岳(ひるがたけ)山頂に沈む夕日を観測できる。積石の周囲には周石墓7基、土壙(どこう)墓25基、組石6基。積石の内部からは石棒(せきぼう)、刻線文石(こくせんもんせき)、大珠(たいしゅ)、玉類、土偶、耳飾、スタンプ形土製品、注口土器、埋甕など日常用具以外の特殊な遺物が多数発見されており、本地域一帯に居住する集団の宗教的な場であったと考えられる。・・・・・・とのこと

ストーンサークルがある一帯は、広場みたいに整備されてマス。

この辺りはまとめて「田端・田端東遺跡」の案内板でも説明されている。
約5000年前に竪穴住居からなる大きなムラがつくられ、約3900年前には墓地として使われました。その後、墓地の上に環状積石遺構がつくられ約2800年前まで使われたと考えられています。現在、史跡は埋め戻しによって保護され、環状積石遺構のレプリカが展示されています。・・・とのこと。


遺構の発掘場所などの配置図も載ってます

このときはまだ3月だったので・・・桜?が咲いてました。

そして、コチラも遺構がある敷地の片隅に。小さな白い花がぐわ~~~っと!たくさん咲いていました。かわいらしかったけど、何の花だろう?

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