境田貝塚(横浜市都筑区)縄文時代前期 かつて海の入り江周辺の丘の上

2020年9月18日金曜日

関東の遺跡

横浜の中でも新しいまち「港北ニュータウン」にある「境田貝塚」
横浜市都筑区中心部にあたる都筑中央公園内に位置します。

公園の駐車場入り口と杉山神社入口

公園内からも、長い階段を上って神社の境内からも現地へ行けます。
私は公園内から。

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「境田貝塚」の方向を示す道しるべが所々にあります。

都筑中央公園は丘陵地にあります。丘そのものが公園みたいな場所です。
坂を上っていくと・・・

神社がチラリ

杉山神社

なお、道路から境内へ続く階段は、なかなかの傾斜&段数のようでした。
ちょっと遠回りかもですが、公園から行った方がラクかも?

境内の後ろに、貝塚の案内板があります

「境田貝塚」
ハマグリや温暖種のハイガイなどが主体の縄文時代前期(約6000~5500年前)の貝塚。
当時は現在よりも温暖な気候だったので、港北ニュータウン中央を流れる早淵川流域には海が入り組んでいて(縄文海進)、
入り江周辺の丘の上には貝塚を伴うムラがいくつか形成され、その最奥部の海辺を見下ろす場所にある境田貝塚もそうしたムラのひとつと考えられています。
港北ニュータウン土地区画事業に伴う発掘調査では、貝塚をつくった時代の人々の住居跡はまだ確認されてません。・・・とのこと

そうそう。今の横浜は、かつては海だった部分が結構あるとか・・・というのはなんとなく知っていました。
けど、都筑区のこの辺りは横浜の北の方だし、高台ですもンね。
その中でも都筑中央公園は高台。

境田貝塚の場所。都筑中央公園、広いでしょ?


案内板がある場所よりさらに高台があるョ

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