【千葉県芝山町】埴輪好きは行くっきゃない☆彡 埴輪がたくさん居る博物館・公園・幹線道路

2023年1月30日月曜日

ハニワ(埴輪) 関東の遺跡

千葉県は全国で4番目に古墳が多い都道府県のようで、
中でも芝山町は千葉県内有数の古墳集積地だそうです。
ということも、”はにわ”を名に冠した博物館や祭り、幹線道路がある理由なのでしょうネ。

私は動物埴輪の何とも言えないビジュアルがスキで(*´▽`*) 自宅にもいくつかありマス。
ということで、芝山町のはにわ博物館へ行きたいとずっと思ってたンですよネー
その念願がようやく叶うことに。

インパクト大の看板

【芝山町立芝山古墳・はにわ博物館】

所在地 千葉県山武郡芝山町芝山438−1

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埴輪目的で芝山町へ向かうなら、絶対博物館へも行くでしょう。
で、交通アクセスは、芝山鉄道「芝山千代田」駅またはJR総武本線「松尾」駅からバス(芝山ふれあいバス)をそこそこの時間乗りマス。で、最寄りのバス停は「芝山仁王尊」とのことで、そこから博物館までちょこっと歩くッポイです。
つまり、たとえば東京都心から公共交通機関で向かうとすると、ちょいと手間・・・(公共交通機関でアクセス可能であるだけでも良いのだけど)。
なので、クルマで向かったほうがアクセスしやすそうではありマス。

芝山はにわ祭という毎年11月に町をあげて開催されるお祭りもありマス。
古代人の衣装を身に纏った方々によるパレードや儀式などが行われます。2022年は縮小開催。会場は、博物館が隣接する芝山公園など。お祭りの際はやはり辺り一帯は賑わうのかしら・・・

芝山古墳・はにわ博物館は昭和63年開館、2021年4月にリニューアルオープン。
埴輪の展示が従来の展示数と比べて大幅に増えたようです。
展示品の埴輪たちは、姫塚古墳や殿塚古墳といった芝山古墳群(芝山町にある古墳群)などから出土したもの。
はにわ祭りの再現や古墳時代の住居などの展示もあります。



受付までも埴輪ずらり☆

建屋入ってスグ。これだけ並んでいても、全く出尽くしていません(^^;!

ホント、これでもか!!というぐらい、たくさんの埴輪たちが居ます。
しかもなんか・・・・・・埴輪ってこんなにおっきかったでしたっけ(;'∀')? 久々に博物館に観に来たから、そう思っちゃったのかも。とにかく、おっきいな~と感じられるサイズのものがたくさん並んでマスから、展示室は圧巻の風景。

では中で、気になったものを・・・

なんと鮭の埴輪があるンですネ☆
「鮭の埴輪」 芝山町指定有形文化財 白桝遺跡出土(芝山町大里)6世紀 観音教寺所蔵

コチラのお馬さんもデカいよ!

「犬」も気になりますが、
「はいもとろう人」・・・こういう埴輪も初めて見ます。

これまで見てきた「水鳥」の埴輪とは結構違う・・・

写真中央。このような帽子を被られた男性の埴輪を見たのも初です。かなりの大きさ。
「男子」(姫塚出土/6世紀後半)
つば広の帽子(冠)を被り、長い下げ美頭良を結って、豊かな顎鬚を蓄える姿は、芝山はにわの男子に典型的なスタイルとのこと。「豊かな髭の老人」という通称アリ。千葉県指定有形文化財。
そして写真向かって左下に写っているのが・・・
「ひざまづく男」(姫塚出土/6世紀後半)
葬送儀礼の一環として誄(しのびごと)を述べる人物を表したものとも考えられている・・・とのこと。

中央のマップ・・・というか、「はにわ台団地」って???

これまでいろんな場所で展示されている埴輪を見てきたけど、
今回初めて見るカタチをしたもの、結構あったのです。
興味深い・・・
ホント時間がなかったので、”走り見”になっちゃいましたが・・・
展示室ではいろいろ説明があったので、是非現地でご確認を(;'∀')

展示物を紹介する図録があったらいいのに☆彡て、めっちゃ思いました。
研究成果の本とかは受付で販売されてましたが。

芝山はにわ祭りの様子を人形で再現

昔の住居

はにわ祭りのポスター。かっけー

古墳の模型

エントランス付近

前方後円墳のミニテーブル

受付での販売。
研究成果の本や、今や珍しいテレカ、
ポストカード、芝山町テーマソング「はにわの里」、クリアファイル・・・
そしてTシャツ

そして、埴輪もお買い求めできるみたい☆
結構な大きさのものもある。手頃価格だと思う!

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では、はにわ博物館の前に広がる「芝山公園」の様子もチラリ。
結構広そうですネ


古墳広場にある古墳は、
国指定史跡・殿塚古墳の約1/3縮尺の模型
それでも、ホントの古墳なのではないかというほどの存在感ある大きさ。
前方後円墳の形をまね、埴輪のモニュメントは姫塚古墳から出土した代表的な埴輪を並べています。
殿塚、姫塚は昭和31年~32年に調査。多くの埴輪や、埋葬施設(横穴式石室)からは金メッキされた飾り大刀、鈴、馬具、鉄製の直刀や矢じりなどが出土。6世紀後半にこの地域を治めていた豪族の古墳だと思われる。
芝山町周辺には500基を超える古墳がつくられ、山武郡北部地域の中心地であったことがわかります。・・・とのこと。
横穴式石室っぽいネ

埴輪のトーテムポールがあるョ

そうこうしてるうちに、何機もの飛行機が上空を通り過ぎていく・・・

「ここは世界のとなりまち 芝山」
そうなんです。成田国際空港が近いンですね。

芝山町の見どころ



芝山町のマンホールふたにも埴輪

さいごに。
「芝山はにわ道」という幹線道路があります。県道62号線・58号線で、成田国際空港~九十九里浜を結びマス。
途中で、道路脇におっきな埴輪が所々に並んでいる区間もあります。具体的にどの区間なのかはきちんと記せませんが、要するに博物館付近のはにわ道にいらっしゃいました。
こんな感じです(車窓から撮影)。



ホントは歩いて、じっくり撮影したいところ・・・!

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