古代オリエント博物館の常設展(コレクション展) ・・・カワイイ!??展示資料

2019年12月5日木曜日

東京・池袋にある「古代オリエント博物館」は、古代オリエントの調査研究、資料収拾。保管、展示などをしています。
2019年10月に企画展「奈良県立橿原考古学研究所付属博物館蔵品巡回特別展 しきしまの大和へ ―アジア文華往来―」(※会期は既に終了しています)へ行った際、古代オリエントの資料がずらりと並ぶコレクション展(常設展)も観てきました。


【古代オリエント博物館】
所在地 東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館7階
(池袋駅から徒歩13分。東京メトロ「東池袋」駅から徒歩6分)


古代オリエント・・・というと、現在の中東地域における古代文明
世界史で学びましたよ・・・ネ?・・・私は内容99%忘れてるww

今回、様々な展示物を見て・・・・・・その地域のデザイン性が気になってしまいました。
それぞれのデザインの深い意味は全く知らないですが、
あくまで見た目のみの判断で・・・案外タイプなのかもしれない、と思ったのです。

模様と色合い・・・ステキです☆o。..:* ☆.。
片手に乗りそうなほどの小サイズの壺です。
「植物文壺」(エジプト 前16世紀半ば~前11世紀)
会場での説明書きによると・・・
中央には、スイレンの花が下向きに描かれていて、古代エジプトではスイレンは再生のシンボルだったンだって。



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ああ・・・こういう感じもイイですネ。
「豹・ヤギ文壺」(バローチスターン地方 前2200~前2000年)
会場での説明書きによると・・・
中央の文様帯にはヒョウのようなネコ科動物と樹木、その上下にはヤギが連続して描かれてる・・・とのこと。
前掲の「植物文壺」よりはサイズは大きいけど、コンパクトな壺でした。

めっちゃかわいいの。ボタンぐらいのサイズです。
ヒツジやウシ、ハリネズミ、
ゾウ、魚、カエル、鳥、ウマ・・・・
これらは「古代オリエント世界の護符」です。
身体につけたり、衣服に装飾したりして使った装身具。
前3000~前1000年頃のシリアやメソポタミアで使われていたものとのこと。

「首飾り」(バローチスターン地方 前2600~前1900年)
インダス文明は貴重なメノウの産地。メノウはビーズなどに使われた。細長いビーズはインダス文明独特のもの・・・とのこと。
こういう褐色系の石のアクセサリーもイイかも☆と思いました。

・・・!
「マスク型ミイラおおい」(エジプト 前7世紀以降)
古代エジプトでは第21王朝時代以降、ビーズ製のミイラおおいが作られるようになった・・・とのこと。

写真向かって左は「マーブル文ガラス小瓶」(東地中海沿岸 1世紀)
その後ろには、マーブルガラス瓶の復元例の説明があります。
ガラス製品の復元方法ってそういえば想像したこともなかった・・・

「インダス式スタンプ印章」
一角獣など図柄がカワイイ

これまで中東関連の展示はほとんど観に行ったことが無かったけど、
これからはチェックしていこうかナ、と思いました。

それにしても中東の古代文明って、~~~年前、という数字が、とてつもなく時間を遡る数字なので、圧倒されちゃいます(^_^;)

訪問年月:2019年10月

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