久々に「奈良まほろば館」で講座を受けたョ 「奈良学ナイトレッスン 第8夜『カワイイ古代 #奈良』」

2018年11月29日木曜日

ハニワ(埴輪) 奈良関連イベント


東京都中央区にある奈良県アンテナショップ「奈良まほろば館」では、
奈良に関する講座がコンスタントに開催されています。
テーマは、歴史、寺社、観光、芸術・・・などなど、奈良に関するいろんなことです。
講師も、奈良に関する研究者、奈良で経営する人、移住者、ライターなど様々です。
受講料無料のもの、結構あります。定員を超える申し込みがあった場合は、抽選で受講者が決められます。

そして、このほど私は久々に受講してきました。


【奈良学ナイトレッスン 第8夜『カワイイ古代 #奈良』】
開催日:2018年11月28日(水)
会場:奈良まほろば館

講師は、フリーライターの譽田(こんだ)亜紀子さん。
”土偶女子”と名乗られて、土偶を求めて全国各地を巡り、土偶に関する本を執筆されている方とのこと。

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私の場合、古代の遺物(出土品)というと、まず思い浮かぶのは、
土器や埴輪、刀剣など・・・・・色があまり残っていないものが多く、お堅いイメージありますネ。
(ただし、私は動物埴輪は従来からスキですが(自宅で飾ってるし!))

・・・ということで、今回の講座を楽しみに会場へ向かいました。

講師の譽田さんは、まずは直感的に遺物※を鑑賞してみよう、と仰っていました。
(※今回の講座で取り上げられたのは、縄文・弥生・古墳時代です。)
直感的に観てみると、古代の遺物は、実はかわいかったり、怒っている表情をしていたり、面白かったり、ほっこりしたりするビジュアルだナ~といった感想を抱いたりします。
さらに、もしこの遺物が家にあったらどこに置こう?どう使おう?いったい誰が作ったのだろう?・・・といった妄想をしてみるのです。
・・・といったような、
古代の遺物の楽しみ方や古代の遺物について興味をもつきっかけづくりのようなことを教えて下さいました。

博物館などで展示されている遺物ついて譽田さんならではの鑑賞方法や、
土偶や埴輪について、譽田さんが所謂「ここが気になる!」と思ったポイントなどを紹介して頂けました。
たとえば、腕をからめているようなポーズの土偶がピックアップされていたのですが・・・この絡め方はストレッチでもしてるの??といった考察をされたようです。

私自身、古代の遺物について難しいことはわからないけど、今後は肩の力を抜いて突っ込みながら鑑賞してこ~と思いました♪ すると楽しさが増すかも。
てか、トーハクに再び行きたくなりました♪
講座では橿原考古学研究所付属博物館の展示品が何点も取り上げられていたのですが・・・どこでもドア欲しい~

弥生時代の土器で古墳時代の副葬品(アクセサリー)で今の時代でも通用しそうな洗練されたデザインの遺物も紹介されていました。
私自身、そのうちの何点かは博物館で実物を観たことある気がする・・・
確かに、紹介されていた耳飾り、オシャレだわ~
モノづくりの技術は時間を経るとこで進化してるンだろけど、
デザインの良し悪しは技術ほど今も昔も関係ないのかもしれないネ~と話を聞いていて思いました。

そして、譽田さん曰く、奈良県で出土した土偶は、どこかユルい印象を受けるものがあるとのことで・・・
そのような物をつくっていた奈良の縄文人の気質は、今の奈良のゆったりした空気感につながっているのでは、
といったコメントで講座は締めくくられていましたが、
私は何度か奈良を旅行しただけですけど、ナルホド~という感じですネ(?!)。

以上、コチラの講座は、この日限りの開催ですが・・・

物販エリアがある1階で開催中の展示は、
「御所市」がテーマです。

【「御所市」~神々の降る里~】
会期:2018年11月29日(木)~12月9日(日)

御所市マスコットキャラクター「ゴゼンちゃん」大活躍☆

展示エリアでは、
御所市にある古墳について写真・説明文での紹介や、
御所市の観光PR映像が流れていました。

観光PR映像は、所々で差し込まれるゴゼンちゃんがシュールかわいかった(*´▽`*)

【奈良まほろば館】
所在地 東京都中央区日本橋室町1-6-2 日本橋室町162ビル1F・2F(物販は1F)
(東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅A1出口からスグ)


訪問年月:2018年11月


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