くれふしの里古墳公園 古墳群と巨大はにわタワー (水戸市牛伏町)

2020年12月2日水曜日

関東の遺跡

「くれふしの里古墳公園」には、
前方後円墳を含む古墳群巨大はにわタワーがあり、見ごたえバツグンです。
公園周辺は、茨城県水戸市ののどかな田園風景広がるエリアです。

所在地 茨城県水戸市牛伏町201-2

案内板によると・・・
水戸市牛伏(うしぶし)町近辺の北部丘陵は県内有数の古墳密集地域。(古墳公園も一部が牛伏町に含まれてます)
「くれふしの里」の名称は一般公募されました。
古墳群の正式名称は「牛伏古墳群」標高55~63mの丘陵性台地先端付近の300×200mの範囲を占め、
前方後円墳6基、帆立貝形前方後円墳1基、円墳9基で構成。ごく狭い範囲に多数の前方後円墳が集中する特異な古墳群として注目されています。

築造年代は、正式な発掘調査が4号墳に限定されたため、正確な時期や構築の順序がはっきりしていません。公園整備に伴う伐採・清掃作業によって、埴輪が採集された古墳(1~4、6、7、16号墳)や、横穴式石室が確認された古墳(3、4号墳)もあります。
測量図や墳丘形態、採集遺物から判断すると、西端にある17号墳(お富士様古墳)が最初に築かれ、その後、6世紀末葉までの約200年間にわたって墓地が営まれたようです。
初期の古墳は西側から台地中央部・縁部にかけて築かれました、それは6、7、16号墳採集のハニワが比較的古い形態をもつ事実とも符合します。一方、東側に集中する全長44m以上の前方後円墳3基(2~4号墳)から採集された埴輪は新しい特徴があり、埴輪祭祀が盛行・終焉へとむかう6世紀後半を中心に継続して構築されたと考えられています。
・・・・・・とのこと。

古墳公園として整備されたエリア

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駐車場にクルマを停めてから、スグに目に入るのはコチラ

「牛伏4号墳」
前掲の案内板によると、正式な発掘調査が実施されたのはコチラ。
前方後円墳横穴式石室形象埴輪、朝顔形円筒埴輪、円筒埴輪などが確認されたようです。
それらの特徴から判断すると、築造年代は古墳時代後期後半(6世紀後半頃)と推定される。・・・とのこと

墳丘には上れます。

すぐそばに林、というのも雰囲気たっぷり



他にも今も見れる古墳は、まだまだあります。

そして林の中を進んでいくと・・・

おお!

巨大はにわタワー☆彡

宝くじの普及宣伝事業として整備されたとのこと

タワー内の階段を上っていくと・・・

途中にこんなのがある。

そばに、気になるメッセージが添えられてます。

そんな「希望のはにわ」近くにはこれまたこのような表記が。

けどなんと故障中だそうです。

頂上まで登りました。
頂上から見えた景色

コチラはタワー足元の広場

ところで。こういうのがあってネ。

おそらく、階段の途中にあったコレとか、はにわタワーの外側にあったこういうものとかを使って、会話ができる。

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タワーを下りました。



園内では、古墳を眺めながら散策できます。

「牛伏17号墳」(前方後円墳)
全長60m。牛伏古墳群の前方後円墳の中で最も全長が長いッポイです。場所は、はにわタワーの近く。
そして一番最初に載せた案内板によると、牛伏古墳群で一番最初に築造されたのはコチラっぽい、ということですネ。

「牛伏3号墳」(前方後円墳) 牛伏4号墳の近くにあります

「牛伏5号墳」(円墳)

「牛伏6号墳」(帆立貝形前方後円墳)

「牛伏7号墳」(円墳)

なお、東屋やお手洗い、水道などのデザインも古墳時代をモチーフにしてるッポイです。






そうそう。くれふしの里古墳公園にはペットを連れて入れないようです。

古墳公園周辺ではハイキングを楽しめるみたいだネ。

訪問年月:2020年11月

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